「保育士が笑顔で働ける園にしたい」
そう思っていても、実際の保育現場では、
「毎日忙しくて余裕がない」
「職員同士の関係がうまくいかない」
「一生懸命やっているのに認めてもらえている気がしない」
「保育についてゆっくり話す時間がない」
そんな悩みが生まれることもあります。
株式会社ひまわりでは、**子どもが安心して過ごせる園をつくるためには、まず保育者が安心して働けることが大切**だと考えています。
今回は、保育士が笑顔で働ける園づくりのために大切にしたいことを考えてみます。
## 1. 保育者の「頑張り」が見える園にする
保育の仕事には、数字では見えにくい頑張りがたくさんあります。
子どもの小さな変化に気づくこと。
泣いている子どもに寄り添うこと。
保護者の不安な気持ちを受け止めること。
同僚が困っているときに、さりげなくフォローすること。
毎日当たり前のように行われているこうした関わりこそ、保育の大切な部分です。
しかし、忙しい毎日の中では、
「できていないこと」
「改善しなければならないこと」
ばかりに目が向いてしまうことがあります。
だからこそ、
「今日のあの関わり、すごく良かったね」
「いつも子どものことをよく見てくれてありがとう」
と、良かったところを言葉にして伝えることが大切です。
**認めてもらえていると感じられる環境は、保育者の安心や自信につながります。**
## 2. 「何でも話せる」ではなく「困ったときに話せる」関係をつくる
職員同士が仲良しであることだけが、良い職場ではありません。
大切なのは、
「困ったときに相談できる」
「分からないことを分からないと言える」
「失敗したときに一人で抱え込まなくていい」
と思える関係があることです。
保育では、その場ですぐに判断しなければならないことも多くあります。
だからこそ、
「こんなことを聞いたら怒られるかもしれない」
「できないと思われたくない」
と感じる環境では、相談が遅れてしまうこともあります。
園長や主任だけでなく、職員同士でも、
**「困ったときは一緒に考えよう」**
という雰囲気をつくることが、安心して働ける職場につながります。
## 3. 保育について話せる時間をつくる
保育者は毎日、子どもたちのためにさまざまな工夫をしています。
それでも、日々の業務に追われていると、
「今日の保育どうだった?」
と振り返る時間がなかなか取れません。
しかし、
「なぜこの子は今日こんな姿だったんだろう?」
「この環境設定はどうだった?」
「明日はこうしてみようか」
と話す時間は、保育の質を高めるだけでなく、職員同士がお互いの考えを知る機会にもなります。
大掛かりな会議でなくても大丈夫です。
5分、10分でも、
**子どもの姿を中心に保育について話す時間を意識的につくること**
が大切です。
## 4. 職員によって違う「保育観」を共有する
保育者には、それぞれ違った経験があります。
育ってきた環境も違えば、これまで勤めてきた園も違います。
そのため、
「こういうときはこうするべき」
という考え方が職員によって違うのは、ある意味自然なことです。
問題になるのは、その違いを話す機会がないまま、
「なんであの先生は分かってくれないんだろう」
となってしまうことです。
例えば、
「子ども主体の保育って、私たちの園ではどういうこと?」
「子どもが泣いたとき、私たちは何を大切にする?」
など、園として大切にしたい考えを職員みんなで話してみる。
正解を決めるというよりも、
**「私たちの園は何を大切にしたいのか」**
を共有することが、チームづくりにつながります。
## 5. 一人ひとりに合った育て方を考える
職員育成では、
「新人だからこれを教える」
「○年目だからこれができて当然」
と考えてしまいがちです。
しかし、同じ経験年数でも得意なことや苦手なことは違います。
子どもとの関わりが得意な人。
保護者対応が得意な人。
書類が得意な人。
周囲を見ることが得意な人。
一人ひとりの強みを見ながら、
「次に何ができるようになったらいいか」
を一緒に考えることが大切です。
できないことだけに目を向けるのではなく、
**その人の良さを活かしながら成長を支えること。**
それが、「ここで頑張りたい」と思える職場につながります。
## 6. 園長・主任も一人で抱え込まない
職員が笑顔で働ける園をつくろうとすると、今度は園長先生や主任の先生が頑張りすぎてしまうことがあります。
職員の悩みを聞く。
保護者対応をする。
シフトを調整する。
職員を育てる。
園全体を見る。
管理職だからこそ抱える責任は、とても大きいものです。
だからこそ、園長・主任も
「自分が全部解決しなければ」
と思わなくていい環境が必要です。
園の中だけで解決が難しいことは、第三者に相談することも一つの方法です。
外からの視点が入ることで、今まで気づかなかった園の良さや、課題の整理につながることもあります。
## 7. 「働きやすさ」と「良い保育」を別々に考えない
働きやすい園づくりというと、
残業を減らすこと。
休みを取りやすくすること。
業務を効率化すること。
などが思い浮かびます。
もちろん、どれもとても大切です。
ただ、それだけではなく、
「自分の保育を認めてもらえる」
「子どものことを職員同士で考えられる」
「困ったときに相談できる」
「自分自身も成長できる」
という実感も、働き続けたいと思える理由になるのではないでしょうか。
**働きやすい環境と、良い保育ができる環境はつながっています。**
## 保育者の笑顔は、子どもの安心につながる
子どもたちは、毎日たくさんの時間を保育者と一緒に過ごします。
保育者が安心して働き、自分らしく子どもたちと向き合えること。
その安心は、表情や声、関わりを通して子どもたちにも伝わります。
保育者が大切にされる。
保育者が笑顔になる。
その笑顔が子どもへ広がり、保護者へ広がり、園全体へ広がっていく。
株式会社ひまわりでは、そんな**「幸せの循環」が生まれる園づくり**を大切にしています。
## 園の職員環境について、一緒に考えてみませんか?
「職員同士のコミュニケーションを良くしたい」
「新人職員の育成に悩んでいる」
「離職が続いていて、何を見直したらいいか分からない」
「職員がもっと保育を楽しめる園にしたい」
そんな悩みがあるときは、園の中だけで抱え込まず、一度お話を聞かせてください。
株式会社ひまわりでは、現場経験を活かしながら、園の状況や職員のみなさんの姿に合わせて、職員育成・園内研修・面談・伴走支援などを通して一緒に考えていきます。
**保育者が輝くことが、子どもの未来を育てる。**
一人ひとりの保育者が「ここで働けて良かった」と思える園づくりを、株式会社ひまわりがお手伝いします。